寝台スタッフ 遠藤 浩之 | 【公式】大阪市北区・都島区・旭区で葬儀・葬式なら都島葬祭

「人情味溢れる」

8年前、意識不明で入院中の父が急変、偶然にも東京から帰省しておりその最期を看取ることができたのは家族の中で私一人でした。社会へ出てから仕事に明け暮れほとんど実家を顧みず、臨終の間際には親孝行らしいことができずにいたこと後悔ひとしきりでした。父の闘病中は母が看病を続けていましたが、他界後は年々老いが増してゆくように感じておりました。その姿を見るたびに父は老いた母のことを頼みたく臨終に私を呼び寄せたのかと思うようになりました。その思いで母の側で父の分まで孝行らしいことができればと、長年お世話になったアパレル企業を去り大阪へ戻ってきました。大阪での就活でご縁を頂けたのは都島葬祭、葬儀社でした。私の中の葬儀社のイメージは儀式の進行が主眼で、父の葬儀も終始慌ただしく言われるままに作業をし、あまり印象に残っておりませんでした。ところが都島葬祭は自分がイメージしていたものとは全く異なり、故人様への尊敬の念、より良いご葬儀、お客様の笑顔とご満足の為に一人一人が時には一丸となって昼夜寝食忘れて全身全霊で勤めている姿に驚かされました。昨今薄れゆく「人情味」溢れるこの葬儀社と父の時にご縁があれば私の印象も違っていたでしょう。都島葬祭の一員となりお客様の「よいお葬式だったね」とのお言葉を拝聴するたびに、こみあげてくるものがございます。夜間寝台というお客様とはわずかなお時間しか接することがない部署ですが、一期一会を大切にセレモニースタッフを通じて少しでもお客様のお役に立てるよう精一杯勤めさせて頂きます。