経理部 三杉 佳也

「大切な時間」

人生の中で、避けては通れない「葬儀」は、人の死と向き合い、自分の人生とも向き合う大事な時間です。そう実感したのは私が24歳、突然の父の死でした。いつものように出勤する父に「いってらっしゃい」と声をかけたのが最後でした。亡くなる前日、朝帰りをした私に「しゃあないやつやなぁ」と笑顔で言ってくれた父の言葉。今でもその光景が忘れられません。自分だけ時間が止まっているような不思議な感じでした。自分自身、頭が真っ白になっていましたが、それ以上に突然父を亡くした悲しみに暮れている母を見て、父に代わり母を支えていかなければ、という強い覚悟が芽生えました。そんな時、母から喪主をしてほしいと言われ、右も左もわからない私に喪主が務まるのか思いましたが、葬儀社の方にお手伝いいただき、無事に父を見送ることができました。大切な故人様を亡くされ、一緒に過ごされる最後の「大切な時間」を精一杯ご提供できるよう、精進を重ねて参ります。